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別れの曲
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちらから https://youtu.be/ZlyAupTvKZs 現在でも様々なところでBGMとして耳にする曲ですが、実は本曲は芸術作品としての楽曲ではなく、ピアノの練習曲(エチュード)として作曲されました。つまり立ち位置としてはピアニスト御用達の「ハノン」や「バイエル」、「ツェルニー」などと同じなのです。練習曲がここまで一般の音楽鑑賞の楽曲として伝え広まっているということから、ショパンの偉大さがわかるような作品です。ショパンは他にも「革命のエチュード」や「木枯らし」など多くの練習曲を書き残しましたが、どれも芸術性に富み、他の練習曲とは一線を画しています。 曲全体を通して、緩やかに流れる旋律部の下でアルペジオが一定のリズムで進行するといった曲調となっています。アルペジオは単に上昇や下降を繰り返すものではなく、選択される音が少しずつ違うことで曲に表情をつけるようにしました。 原曲を聴いてもわかるように、今回の楽譜でアルペジオにあたる部分は原曲の内声部を担当するパートです。単なるベースではなく、これも旋律の一部であるという意識で弾いてみて下さい。ただし、メロディーがその中に埋もれてしまわないように。
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軍隊行進曲第1番(ソロギター)
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難易度:中上級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=238Hg3psrzY シューベルトの代表曲の1つとして知られるこの曲は、元々はピアノの連弾用に作曲されました。現在ではピアノ演奏の場合でも独奏での演奏が普通となってきていますが、元がピアノ曲の、さらに連弾の曲であるため、ギターの移植には少し無理のある部分があるかもしれません。 軍隊行進曲は「3つの軍隊行進曲」という名前のように、実際には3曲で構成する作品なのですが、最も有名なのが今回の第1番となります。 編曲ではなるべくシンプルな音型を心がけ、ノリよく弾いてもらえるような運指にしたつもりです。行進曲というぐらいですから、「タッタカタータ」という縦ノリを意識しながら弾いてみて下さい。
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月光(ソル)(ソロギター)
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=IUu1CQi88ZM クラシックギターの世界では誰しもが一度は通るであろう、フェルナンド・ソルの作品です。 元々は練習曲なのですが、それが1つの曲として多くのギタリストのレパートリーに入るほど楽曲の完成度が高いです。アルペジオで奏でられるコードの中に漂うメロディーの感じが非常に美しいですね。 クラシックギターに興味のある方なら誰もが知る曲ですが、一般の認知度はというとかなり低めなのが残念なところ。ぜひ、これを機に知った方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 ちなみに、ギターの世界でソルは「ギターのベートーヴェン」と言われることもあるほどの大家です。
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オンブラ・マイ・フ(ラルゴ) ~歌劇「セルセ」より(ソロギター)
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=miOgeNZ9sQ8 今では「オンブラマイフ」や「ヘンデルのラルゴ」という題で独立した曲として親しまれている曲ですが、元々はオペラ「セルセ」の第1幕で古代ペルシャ王のセルセ1世によって歌われるアリアでした。オペラとしての上演機会は少ないため、この曲を知っている方でも元々はオペラの曲として認知している方は少ないのではないでしょうか。ちなみにセルセはイタリア語で、英語で言うところのクセルクセスです。 日本でこの曲が有名になったきっかけは、1986年にソプラノ歌手のキャスリーン・バトルがウイスキーのCMでこの曲を歌ったためです。これが話題となり、クラシックファン以外の方にも知られることとなったようです。 元がオペラ中に歌われるアリアだけあって、ゆったりとした非常に美しい曲です。音が途切れ途切れにならないように、優美に演奏する事を心がけてみて下さい。
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間奏曲 ~歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より~(ソロギター)
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=0t6Owe0AuUk マスカーニという名はこの曲(オペラ)でしか知らないという方も多いと思いますが、彼がこのオペラを書き上げたのは26歳の時でした。イタリアの出版社が企画したオペラコンクールに出品した彼は、この作品で圧倒的な支持を得ます。 当時のイタリアでは一般庶民のむき出しの激しい感情や暴力を生々しく描写した「ヴェリズモ文学」が流行しており、その中にあって「カヴァレリア・ルスティカーナ」は「ヴェリズモ・オペラ」の代表作として知られることとなったのです。 演奏では、最盛部のメロディーラインはギターという楽器の特性上、やはり少し物足りない感じがしますが、伴奏部を若干ブリッジミュートするなど、よりメロディーを際立たせるように工夫しながらうまく表現してみて下さい。
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愛の挨拶(ソロギター)
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難易度:中上級 チューニング:ドロップD 参考音源はこちら https://www.youtube.com/watch?v=BEOZKErmD3A エルガーが29歳の時、彼は当時8歳年上のキャロライン・アリス・ロバーツという女性のピアノ講師を務めました。当時はしがない音楽教師であったエルガーに対し、アリスは名家出身の令嬢でありましたが、互いに惹かれ合った二人は恋仲になりました。 仲むつまじい二人は結婚を考えるようになりますが、周囲の人たちは2人の間に横たわる身分や年齢の差を理由に結婚を反対します。しかしそんな周囲の反対を押し切り、出会ってから2年後に彼らは無事に結婚を果たしました。 そのとき婚約記念としてエルガーがアリスに送ったのがこの曲です。 どこか厳かでありながら優美なメロディーには、エルガーからのアリスへの想いが詰まっているような気がしませんか?
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ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)(ソロギター)
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 参考音源はこちら https://www.youtube.com/watch?v=1pEdjX98_rU 作詞家のアンリ・パコーリがシャンソン歌手のポーレット・ダルティのために書いた詩に対して、サティが曲をつけたことがこの曲の始まりです。 曲調は軽やかなワルツでありながら、実は歌詞の内容はかなり重めです。 歌詞は女性版と男性版がありますが、女性版では「あたしの言いなりになって」と言い、男性版では「俺を支配してくれ」と求めます。また、「自分の肉体がすべてあなたの肉体になればいい」という意味の歌詞は共通しています。 軽快な曲の裏に秘められたこの凄絶な意味を知れば、少しこの曲のとらえ方も変わりませんか?
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24のプレリュード(前奏曲集)より 作品28第7番(ソロギター)
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難易度:初中級 チューニング:レギュラー 参考音源はこちら https://www.youtube.com/watch?v=QWqReIZLyv8 日本人ならば誰しもが耳にしたことのあるメロディーだと思います。身近な例では、「太田胃散」のテレビCMです。かなり昔から一貫してこの曲を使用しているため、テレビがよくついている環境にいた方であれば、耳に残っているのではないでしょうか。 優美なメロディーでありながらショパンのピアノ曲としては技術的に非常に易しく作られており、初心者の方がよく演奏しています。ギターのレパートリーとしても、多くの方が知っているクラシック曲でありながら技術的には易しめですので、軽い気持ちで弾いてみてはいかがでしょうか。 ただし、曲としての優美さを表現することを意識し、音の処理は丁寧に行うことを心がけてみて下さい。
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愛のロマンス(禁じられた遊び)(ソロギター)
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=JqD9fOGHWww クラシックギターの名曲として知られるこの曲のタイトルは、実は1952年に発表された同名のフランス映画に由来しており、いつしか劇中に流れるこの音楽をそう呼ぶようになりました。原題は「愛のロマンス(Romance de Amor )」というスペイン民謡です。 今の若い方はあまり馴染みのない音楽かもしれませんが、この時代を自らの青春時代として過ごした方だと、かなり知名度は高いようです。ご年配の方の前でギターを弾く際には、たまにこの曲を弾いて欲しいというリクエストを受けることもありますので、レパートリーとして持っていて損はない曲だと思います。
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グリーンスリーブス(ソロギター)
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難易度:初級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=EFZZlaLAy_M 編曲では、非常にシンプルなアレンジとしました。先ほども述べたように、決まり切った曲の形はないのがこの曲の特徴で、それゆえにアレンジし放題な感じはありますが、ここはあえてコードもメロディに沿った自然なものしか使っていません。 メロディーは誰もが聴いたことのあるものだと思いますが、実はその起源はあまり判明していないという、なんとも不思議な曲です。誰が作曲したのか、いつごろに作られた曲なのか、はっきりとわかっていないのです。 研究では同じメロディーラインを持った楽譜がいくつもあるようなのですが、ものによっては臨時記号や音階が異なっていたりと、ゆらぎの多い曲なんですね。
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組曲「惑星」より 木星(ソロギター)
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 演奏動画はこちらから https://www.youtube.com/watch?v=GxjO90FBbhQ 日本では平原綾香さんのアレンジによって「Jupiter(ジュピター)」というタイトルで発表され、ポップス曲としても有名になりました。 組曲「惑星」は、ホルストが42歳の時に書き上げられた管弦楽曲で、太陽系の名前が付けられた7つの曲によって構成されています。それぞれの曲には占星術から着想を得た副題が付されており、「木星」にはローマ神話のユピテルをモチーフとして「快楽をもたらす者」が副題となっています。歓喜や快楽の象徴と言うと、なにやら官能的な雰囲気が漂いますが、ホルスト自身は祝祭的な喜びを表現したかったといわれています。 技術的には特に難しい部分はあまりないかと思いますが、前半部と後半部で同じメロディーを繰り返す構成となっていますので、その両者で少し強弱やニュアンスを変えるなどして工夫をしてみて下さい。
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無伴奏チェロ組曲 第一番より プレリュード(ソロギター)
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難易度:中級 チューニング:ドロップD 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=Etq_aKGMXIw 「無伴奏」とあるように、チェロ奏者が一人で演奏するための曲として書かれました。今から300年ほど前に書かれたと推定されていますが、現代のチェロ奏者のために書かれたといっても違和感のないほど、その完成度の高さは特筆しています。今ではチェロに限らずあらゆる楽器で演奏されており、時代も楽器の垣根も越えて現代に残る素晴らしい曲です。 一定のリズムで間断なく刻まれる単音が、そのまま背後に流れる和声を浮き彫りにするという構造となっています。基本的には2拍毎に弾くベース音が、そのままその後に続く音の流れの根幹を成すという意識で、音楽的な流れを途切れさせないことに注意しましょう。慣れるまではメトロノームのテンポ通りに弾き、指運が染みつけばテンポを揺らしながら独自に曲の展開を作っていけば、楽しく演奏できるかと思います。
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ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」第二楽章(ソロギター)
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=Q1v8jL_amyQ ベートーヴェンは、番号付きのピアノソナタを32曲作曲しました。その中でも、1798年に作曲した第8番「悲愴」を始め、第14番「月光」・第23番「熱情」の3つをベートーヴェンの「三大ピアノソナタ」といいます。 この「三大ピアノソナタ」にフォーカスしたCDは沢山リリースされており、その人気の高さがうかがえます(実際にはレコード会社の営業戦略ではあったようですが、それでも完成度の高さの面から見てもこの3曲は特筆しているといえます)。「悲愴」について見れば、今回楽譜にした第2楽章が最も有名でしょう。 原曲の拍子は4分の2拍です。その速度指示は「Adagio cantabile(緩やかに歌うように)」となっており、ゆったりしたテンポでの演奏が求められています。今回の編曲に当たっては、見やすさを考慮して4分の4拍子を採用しましたが、この楽章が元々はソナタの形式において「緩徐楽章」として位置づけられ、大きな流れの中でゆったり演奏する曲であるという意識は頭の片隅に置いて頂ければと思います。 全体的に、メロディー部に対して伴奏部の音数が多くなっています。それゆえに、メロディーが埋もれてしまわないよう、両者のバランスに気を配りましょう。
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組曲「展覧会の絵」より プロムナード(ソロギター)
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 参考音源はこちら https://www.youtube.com/watch?v=zCY8Q0TGCYk 組曲「展覧会の絵」は、ロシアの作曲家であるモデスト・ムソルグスキーにより1874年に作曲されました。元々はピアノ曲でしたが、それから約50年後、1922年には「ボレロ」の作曲で有名なモーリス・ラヴェルがオーケストラ版に編曲して一躍世の人に知られることになりました。そこから様々な作曲家が編曲版を発表し、今ではこの曲をオーケストラの曲として認知している人も多いようです。 まず全体を通して気をつけていただきたいのは、始めから途中まで4分の5拍子と4分の6拍子が交互に連続していることです。これから展示室に入っていく様子を表しているものかと思いますが、演奏するとなると拍を取ることは難しいかもしれません。最初は拍子が切り替わるタイミングを意識してみてください。 メロディーを単音で弾くこともあれば、コードの形でベースラインと一緒に演奏することもあります。単音弾きのときはできればアポヤンド奏法でなるべく太い音を心がけ、コード弾きの時は各音のバランスに気をつけながら弾いてみて下さい。
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主よ、人の望みよ喜びよ(ソロギター)
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=VBXPaGGwrIw 全体的に、メロディーに意識が行きがちですが、実は低音部の動きが大切です。基本的には1拍ずつ動く低音に意識を向けながら、その上でゆったりと歌わせるという意識で演奏するとよいかと思います。 3連符が楽譜の多くを占めるため、何気なく弾いているとテンポが段々と早くなっていってしまうかもしれません。しっかりと4分音符の流れを感じながら、テンポキープを心がけるようにしてください。 今でこそBGMなどでよく耳にするメロディーですが、元々は「カンタータ」の曲として作曲されました。カンタータは礼拝の際に行われる説教(聖書や福音書などの内容)を歌詞として演奏される合唱楽章のことを言います。バッハは若い頃から説教の内容を音楽に仕上げることを仕事としており、生涯に200曲以上のカンタータを残しました。この曲はそのうち第147番のものとなります。
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メヌエット ト長調(ソロギター)
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難易度:初中級 チューニング:レギュラー 参考音源はこちら https://www.youtube.com/watch?v=z-PB30pP3PQ 原曲のピアノ演奏においても非常にシンプルな曲となっていますので、ギター版でもそのシンプルさを尊重し、和音であまり音を重ねないようにしました。原曲自体がワルツのリズムでころころとしたかわいい曲調なので、その雰囲気を大切にしながら、「トンタッタッ」という軽いリズムを意識しながら弾いていて下さい。特に、2小節目や3小節目など、4分音符が3つだけの小節は後ろの2つの音を少し跳ねさせるようなイメージで弾くとよいと思います。 バッハのメヌエットとしてご存じの方も多いかと思いますが、実は最近になって、この曲がバッハの作曲ではないという説が浮上しました。といいますのも、この曲は、彼が妻のアンナのために用意した練習曲集「アンナ・マクダレーナ・バッハのための音楽帖」に記載されていたため、そこからバッハ作曲とみなされてきました。しかしこの曲は作曲者の名が伏せられており、近年の研究によって作曲者が別の人物ではないか、ということになったのです。 現在の研究では、真の作曲者はバッハよりも8歳年上だったドイツの作曲家、クリスティアン・ペツォールトによるものだとされています。欧米の楽譜では既に作曲者をペツォールトに変更しているものも増えてきているようです。
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エリーゼのために(ソロギター)
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難易度:中上級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=t6F_o6iMDAQ クラシックに詳しくない人にとっても、言わずと知れたピアノの名曲ですね。 ただ、ベートーベンの周囲には「エリーゼ」という名の女性はおらず、この女性の正体については長く研究されてきました。ミステリアスな話です。 最近の研究では、エリーゼの正体はベートーベンの友人の妹でソプラノ歌手のエリザベート・レッケルという女性であるという説が濃厚であるようです。 ただ、仮に彼女が「エリーゼ」の正体だとしても、どういう目的で曲が書かれたかはわかっておらず、未だに謎に包まれた曲であることは間違いありません。 譜面については、中間部はギターには向いていない音符の連続ですが、あえて譜面に起こしてみました。楽器の特性上、原曲のテンポでこの連符を弾ききることは非常に困難かと思いますので、ぐっとテンポを落として弾いていて下さい。
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ノクターンOp9-2 (ソロギター)
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難易度:中上級 チューニング:レギュラー(カポ3で原曲キー) 参考音源はこちら https://www.youtube.com/watch?v=XhgqRln4T2M ノクターン(nocturne)。日本語では「夜想曲」と訳され、字面からも何とも言えないロマンティックな趣が感じられます。よく勘違いされがちなのが、「夜を想う」曲だということ。曲自体が夜を表現しているのではありません。正しくは「夜に想う」で、さらに具体的に言えばこの夜は明け方を指します。一日が終わり、周囲の騒音が寝静まりを見せる夜という静かな時間に、明日への希望や不意に訪れる漠然とした不安などに想いを馳せる。ノクターンとは、そういう曲のことを指しています。 「ノクターン」という名の楽曲は多くの作曲家により作曲されていますが、基本的にはピアノの独奏による小曲が多いです。ノクターンの名で初めて曲を書いたのは、アイルランド生まれイギリス育ちのピアニストであるジョン・フィールド。ここから様々な作曲家に波及し、特に影響を受けたショパンはノクターンを21曲書き残しました。今回の「第2番 変ホ長調 op.9-2」はショパンの作品の中でも最も有名な作品でしょう。 参考音源はこちら https://www.youtube.com/watch?v=XhgqRln4T2M&t=76s
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G線上のアリア(ギターソロ)
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=ncENO2eM9UA バッハのG線上のアリアです。 元々はヴァイオリンの曲ということですので、情感たっぷりに弾くことを意識してみて下さい。テンポは一応BPM=63を示していますが、音の流れに沿ってテンポルバートでの演奏で構わないと思います。 ギターはヴァイオリンのように1音を長く伸ばすロングトーンができませんが、一定のテンポで同じ音を鳴らすことで補うようにしました。メロディー部が長音となっているところは、裏で対旋律を奏でていることもありますので、音量のバランスに気を配りながら演奏してみて下さい。対旋律を演奏する際に意識すべき事は、メロディー部分を担当する弦に触れずに、音を途切れさせないようにすることです。
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パッヘルベルのカノン(ソロギターのための)
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難易度:中級 チューニング:レギュラー 参考演奏はこちら https://www.youtube.com/watch?v=K4byoGgz-IY クラシックを知らないという方でも、一度は耳にしたことがあるメロディーだと思います。 アレンジでは、有名なメロディー部分を真ん中に据え、そこに向かって段々と盛り上がるような構成としました。 4小節を一区切りとして連綿と曲が繋がっていく感じなので、難しい箇所があれば、セクション(Aなどのひとかたまり)ごと飛ばしてもそれほど違和感はなく聞こえると思います。
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